2015年4月28日火曜日

ダンボールプランターの研究


ダンボールでプランターを作ることは、できますか?

ネット上での質問では、「できません。難しいでしょう。」との回答。
質問が出るということは、隠れた需要があるということ。

早速、商品化に向けての開発・実験を開始します。


弊社では、ダンボールプランターを作成するにあたり、形態の実用新案を取得しています。

「実用新案第3160307号」

こちらを利用した開発を進めて行きます。


ダンボールプランターの商品化に先立ち、商品化した場合に想定される内容を箇条書きにしてみます。

利点

  1. 使用後は、資源ゴミ。リサイクル可能
  2. 未使用時は、コンパクト
  3. 印版作成で、あらゆる印刷可能
  4. 抜型作成で、あらゆるデザイン可能


欠点

  1. 耐久性(使い捨てタイプ)
  2. 強度劣化
  3. 銅ぶくれ
  4. ロック部の開放
プラスチックプランターとの比較


  1. 価格
  2. 重さ
  3. 植物の成長(根に与える影響)
  4. 持ち運び
  5. 病害虫
ターゲット

  1. ベランダ園芸愛好家
  2. プラスチックプランターの処分に困っている方(自治体により処分方法に違いあり)
  3. 引っ越しの多い方

研究課題
  1. 室内耐久性(観葉植物等) → 通常使用で何ヶ月使用可能かを調べる。
  2. 屋外耐久性 → 通常使用で何ヶ月使用可能かを調べる。
  3. 植物に与える影響 → 「プラスチック製」「白ダンボール製」「茶ダンボール製」で同環境、同植物の成長を観察する
  4. 病害虫 → 「プラスチック製」「白ダンボール製」「茶ダンボール製」で、病害虫の発生定業を観察する。(鉢底のナメクジや、アブラムシ)
  5. ダンボール特性 → 使用するダンボールの材質を「サラシカタツヤ+15+撥水K220+30 耐水キ200」に固定し、裏表で使用した場合の耐久性について調べる。
  6. 使用場所 → 土の上で使用した場合と、コンクリート上で使用した場合の耐久性を比較する。土の上では、雨により土の跳ね返りが想定される。




設計図面を作成してみました。




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